甘やかしてあげたい、傷ついたきみを。 〜真実の恋は強引で優しいハイスペックな彼との一夜の過ちからはじまった〜
島内さんは怪訝そうに眉をひそめた。
「橋本さん? 付き合ってなんかないよ」
「だって多田さんが……」
「多田さんが?」
「……橋本さんが島内さんに『週末、うちに来て』って言ってたって……」
「もー、何、陰でコソコソ言ってんだよ、あの人。植田さんに気があるんだろうなとは思ってたけど」
「だから付き合ってるんですよね。家に行くなんて、普通の付き合いじゃないはず」
島内さんはふーっと大きなため息をついて、肩を落とした。
「あー、バカなことをした。植田さんには、先に言っておくべきだった」
「何を……ですか?」
「橋本さん、兄貴の嫁さんなんだよ」
兄貴の嫁さん?
わたしは大きく首を振った。
「そんなの……信じられません」
島内さんは肩をすくめた。
「もう聞き飽きた。そのセリフは」
彼はスマホを取り出し、橋本さんと榊原宗介の結婚式の動画を見せてくれた。
新郎の顔をはじけるような笑顔で見つめているのは、確かにウエディングドレス姿の橋本さんだった。
「橋本さん? 付き合ってなんかないよ」
「だって多田さんが……」
「多田さんが?」
「……橋本さんが島内さんに『週末、うちに来て』って言ってたって……」
「もー、何、陰でコソコソ言ってんだよ、あの人。植田さんに気があるんだろうなとは思ってたけど」
「だから付き合ってるんですよね。家に行くなんて、普通の付き合いじゃないはず」
島内さんはふーっと大きなため息をついて、肩を落とした。
「あー、バカなことをした。植田さんには、先に言っておくべきだった」
「何を……ですか?」
「橋本さん、兄貴の嫁さんなんだよ」
兄貴の嫁さん?
わたしは大きく首を振った。
「そんなの……信じられません」
島内さんは肩をすくめた。
「もう聞き飽きた。そのセリフは」
彼はスマホを取り出し、橋本さんと榊原宗介の結婚式の動画を見せてくれた。
新郎の顔をはじけるような笑顔で見つめているのは、確かにウエディングドレス姿の橋本さんだった。