愛のアンフォルメル
だけど、そう願っていたのはどうやら私だけだったようで。
菫さんが私の髪に指を絡めながら、口を開く。
「凛ちゃんは、理玖のことが好きなの?」
問う声が切なげに聞こえて、思わず息が詰まった。
私が惹かれて仕方ないのは菫さん、あなたなんだよ。
素直にそう言えたのなら、どれだけ良かったことだろう。
けれど、私はもう高校生のあの頃とは違っていたから。
「愛している」という言葉に含まれる打算を知ってしまっていたから。
「別に、好きとか、そういうわけじゃないよ」
「なら、どうして」
「可哀想だったから。それに理玖のことは嫌いではないし、幼馴染だし。……他愛もないキスの理由なんてそれだけで十分でしょう?」
私は菫さんをまっすぐに見つめた。
「だって私たち、もう大人なんだし」
その言葉は半ば当てつけのように聞こえたのかもしれない。
次の瞬間、菫さんは勢いよく私を寝台の上に押し倒した。
私の手首をぎゅっと力強く掴み、彼は口を開く。
かなり怒っているような口ぶりであった。
「へぇ、じゃあ大人になった凛ちゃんはこういうことも……出来るよね?」
菫さんは意地悪く笑って、私のお腹に顔を落とした。
「ちょ、っと! 菫さん!?」
菫さんの舌が私のお腹を舐める。
そしてそのまま顔が上がってきて、私の下着を食んだ。
上目遣いに菫さんが私を覗き込むから、その至近距離に鼓動が熱く高鳴る。
挑戦的なその眼差しにお腹の奥がきゅうっと音を立てた。
血管が沸騰しそうなほど熱を孕み、私は頬を赤らめた。
彼の指先が私の下着をゆっくりと剝いでいく。
期待に震えるうちに、いつの間にか胸の頂点がぷっくりと立っていた。
それを目にした菫さんは酷く楽しそうに笑う。
「ふふ、可愛いね。凛ちゃんのココ、綺麗なピンク色だよ。……まるで僕に食べられるのを待っているみたいに」
菫さんはそう言うや否や、そのまま胸の頂点を口に含んだ。
菫さんが私の髪に指を絡めながら、口を開く。
「凛ちゃんは、理玖のことが好きなの?」
問う声が切なげに聞こえて、思わず息が詰まった。
私が惹かれて仕方ないのは菫さん、あなたなんだよ。
素直にそう言えたのなら、どれだけ良かったことだろう。
けれど、私はもう高校生のあの頃とは違っていたから。
「愛している」という言葉に含まれる打算を知ってしまっていたから。
「別に、好きとか、そういうわけじゃないよ」
「なら、どうして」
「可哀想だったから。それに理玖のことは嫌いではないし、幼馴染だし。……他愛もないキスの理由なんてそれだけで十分でしょう?」
私は菫さんをまっすぐに見つめた。
「だって私たち、もう大人なんだし」
その言葉は半ば当てつけのように聞こえたのかもしれない。
次の瞬間、菫さんは勢いよく私を寝台の上に押し倒した。
私の手首をぎゅっと力強く掴み、彼は口を開く。
かなり怒っているような口ぶりであった。
「へぇ、じゃあ大人になった凛ちゃんはこういうことも……出来るよね?」
菫さんは意地悪く笑って、私のお腹に顔を落とした。
「ちょ、っと! 菫さん!?」
菫さんの舌が私のお腹を舐める。
そしてそのまま顔が上がってきて、私の下着を食んだ。
上目遣いに菫さんが私を覗き込むから、その至近距離に鼓動が熱く高鳴る。
挑戦的なその眼差しにお腹の奥がきゅうっと音を立てた。
血管が沸騰しそうなほど熱を孕み、私は頬を赤らめた。
彼の指先が私の下着をゆっくりと剝いでいく。
期待に震えるうちに、いつの間にか胸の頂点がぷっくりと立っていた。
それを目にした菫さんは酷く楽しそうに笑う。
「ふふ、可愛いね。凛ちゃんのココ、綺麗なピンク色だよ。……まるで僕に食べられるのを待っているみたいに」
菫さんはそう言うや否や、そのまま胸の頂点を口に含んだ。