相思相愛・夫婦の日常~はる♡もも編~
大好きな永遠の匂いがして、スンスンと匂いを嗅ぐ。
「ももちゃん」
「え?」
「くすぐったいよ!」
「あ…ご、ごめんね!」
「はっきり言えば良いのに…」
「え━━━━━」
永遠がそのまま向き直り、二人の顔が至近距離になる。
永遠と百枝の鼻がぴったりくっついて、百枝はみるみる顔が赤くなる。
「キス、したいんでしょ?
言ってくれたら、いくらでもしてあげるよ」
「違っ…/////」
「可愛い…」
「ほんとに、違━━━━」
(ほんとに違うのにー!こんなとこで、キスはやだ……!)
口唇が重なる寸前………
「あれ?百枝?」
「え?い、市子…ちゃん…?」
「どうしたの?あ、デートか!」
市子が立っていて、隣の永遠を見て言った。
「うん、市子ちゃんは?」
慌てて、永遠と離れて市子を見上げた。
「私も、旦那とデート!
今日、婚姻届出してきたの!」
「そうなんだ!おめでとう~!」
「ありがと!
良かったら、一緒に食べない?
私達、四人席に座ってるから」
「あ、えーと…」
さりげなく永遠を見る、百枝。
「いいよ」
「はるくん?」
「ももちゃんがそうしたいならいいよ」
「ありがとう!」
(やった!市子ちゃんの旦那さんが見れる!)
実は市子の旦那に一度も会ったことがなかった百枝。
(市子が付き合ってる時に、何度も紹介しようとしたが永遠の許可を得れなかったから)
少し、嬉しそうに席に向かった。
「幻夜!」
「市子?」
市子と席に向かうと、奥の四人席に爽やかそうな男性が座っていた。
市子が事情を説明すると、嫌な顔せず受け入れてくれた。
「こんにちは。市子ちゃんと仲良くさせてもらってます、結城 百枝です。
こっちは、私の旦那さんの━━━━━━」
少し緊張気味に挨拶する百枝。
「永遠だ!」
「「え?」」
幻夜の言葉に、百枝と市子はフリーズする。
「あんたが旦那だったんだ」
「それはこっちのセリフ!
市子に、友達の旦那は凄く支配欲の強い大学生って聞いてたから、どんな奴かと思ってたんだ。
まさか、永遠だったなんてな!
でもお前は、そんなキャラじゃないだろ?
どっちかって言うと、支配とは程遠い奴なのに」
「うるさい!」
「あ、あの…お知り合いなんですか?」
「あ、ごめんね!
僕は、田ノ上 幻夜です。
永遠は、僕の会社のライバル会社の息子って言ったらわかるかな?」
「あ!あぁ、田ノ上コーポレーションの!」
「うん。副社長してます!」
そう言って、名刺を渡してきた。
「ももちゃん」
「え?」
「くすぐったいよ!」
「あ…ご、ごめんね!」
「はっきり言えば良いのに…」
「え━━━━━」
永遠がそのまま向き直り、二人の顔が至近距離になる。
永遠と百枝の鼻がぴったりくっついて、百枝はみるみる顔が赤くなる。
「キス、したいんでしょ?
言ってくれたら、いくらでもしてあげるよ」
「違っ…/////」
「可愛い…」
「ほんとに、違━━━━」
(ほんとに違うのにー!こんなとこで、キスはやだ……!)
口唇が重なる寸前………
「あれ?百枝?」
「え?い、市子…ちゃん…?」
「どうしたの?あ、デートか!」
市子が立っていて、隣の永遠を見て言った。
「うん、市子ちゃんは?」
慌てて、永遠と離れて市子を見上げた。
「私も、旦那とデート!
今日、婚姻届出してきたの!」
「そうなんだ!おめでとう~!」
「ありがと!
良かったら、一緒に食べない?
私達、四人席に座ってるから」
「あ、えーと…」
さりげなく永遠を見る、百枝。
「いいよ」
「はるくん?」
「ももちゃんがそうしたいならいいよ」
「ありがとう!」
(やった!市子ちゃんの旦那さんが見れる!)
実は市子の旦那に一度も会ったことがなかった百枝。
(市子が付き合ってる時に、何度も紹介しようとしたが永遠の許可を得れなかったから)
少し、嬉しそうに席に向かった。
「幻夜!」
「市子?」
市子と席に向かうと、奥の四人席に爽やかそうな男性が座っていた。
市子が事情を説明すると、嫌な顔せず受け入れてくれた。
「こんにちは。市子ちゃんと仲良くさせてもらってます、結城 百枝です。
こっちは、私の旦那さんの━━━━━━」
少し緊張気味に挨拶する百枝。
「永遠だ!」
「「え?」」
幻夜の言葉に、百枝と市子はフリーズする。
「あんたが旦那だったんだ」
「それはこっちのセリフ!
市子に、友達の旦那は凄く支配欲の強い大学生って聞いてたから、どんな奴かと思ってたんだ。
まさか、永遠だったなんてな!
でもお前は、そんなキャラじゃないだろ?
どっちかって言うと、支配とは程遠い奴なのに」
「うるさい!」
「あ、あの…お知り合いなんですか?」
「あ、ごめんね!
僕は、田ノ上 幻夜です。
永遠は、僕の会社のライバル会社の息子って言ったらわかるかな?」
「あ!あぁ、田ノ上コーポレーションの!」
「うん。副社長してます!」
そう言って、名刺を渡してきた。