交際0日、冷徹御曹司に娶られて溺愛懐妊しました
「だけど茉莉花なら自分でできるのに。ハワイの挙式でも自分でやったでしょう? 私よりよっぽど腕のいい茉莉花なら、そのほうがいいんじゃないの?」
「いつかヘアメイクを誰かにやってもらいたいって思ってたし、私は美春がいい」
「なにこの子ったら、そんなうれしいこと言ってくれちゃってー。そう言われたら俄然やる気が出るじゃないの」
「引き受けてくれる?」
「もちろん。この池上美春さんに任せなさい」
美春が右腕を振り上げ、力こぶを作る。頼もしい彼女と笑い合った。