交際0日、冷徹御曹司に娶られて溺愛懐妊しました

「ちょっと歪んでいませんか?」
「はっきり言ってくれるね。だが、好きな女性にヤキモチを焼かれて嫌な気分になる男はいないだろ」


潔く断言する吉鷹は、いっそ清々しい。


「それで、どうだったんですか?」
「俺が女性に対して献身的にプレゼントをするような気の利く男だったと思うか?」
「……たしかに」


昔の彼を想像して深く頷くと、「そこはフォローするところだ」と突っ込みが入る。額を指先でツンと弾かれた。


「ごめんなさい」


クスクス笑いながら額に手をあてる。


「でもまぁ、茉莉花に説教されるくらいだからな」
「あのときは一方的に吉鷹さんを悪者にしてごめんなさい」
「いや、俺が傲慢だったのは事実だから。だが、そのおかげで茉莉花と結婚できたんだから結果オーライだ」
「傲慢万歳ですね」


ふたりで笑い合う。
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