交際0日、冷徹御曹司に娶られて溺愛懐妊しました

翌日、無事退院した茉莉花は母、和美に付き添われてマンションへ帰ってきた。


「お昼ご飯、なにか食べたいものは?」


茉莉花をソファに座らせ、和美が腕まくりをする。


「うーん、そうだなぁ……」


妊娠七週目。吐いたのは妊娠が判明する前に一度きりで、まだはっきりとした悪阻は現れていないが、食欲は減退しているため食べたいものがすぐに浮かばない。


「フライドポテト」
「え? ポテト? そんな脂っこいものが食べたいの?」
「うん、なんかよくわからないけど、それなら食べたい」


このところ喉越しのいい麺系ばかり食べていたせいか、逆に揚げ物が食べたくなった。でもとんかつや唐揚げではなく、なぜかポテトがいい。
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