交際0日、冷徹御曹司に娶られて溺愛懐妊しました

確認する吉鷹の言葉を受けて、和美が茉莉花に問いかけた。

反射的に隣の彼を見る。ゆっくりと茉莉花のほうを向いた吉鷹と目が合った。
いつになく優しい目元がわずかに細められる。

なぜだろう、彼となら大丈夫だと根拠のない自信が沸き上がってくる。まだそこに愛は存在しないはずなのに、理屈抜きでお互いに必要としている感覚だった。

両親に向きなおり、吉鷹同様に背筋を伸ばす。


「はい。吉鷹さんと結婚したいです」


自分でも驚くほど明瞭に答えた。


「そうか。それなら私たちが口を挟むべきではあるまい」
「そうね。吉鷹さん、茉莉花をどうぞよろしくお願いします」


快く賛成され、胸を撫で下ろす。


「ところで、吉鷹さんはどういったお仕事を?」
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