私(俺)の不器用な愛情表現【番外編】
駅伝練習は。
新しい顔ぶれもいた。
私と同じで川村先輩に嫌われていた、野々村くん。
苗字だけは知ってたけど、顔は知らなかった。
だけどね。
どんなに新しい人に会おうが。
煌くんと会った日のような、高揚感に。
景色が輝いて見えたことなんてない。
でも、煌くんだから。じゃなくて、あれは新しい人生の始まりみたいな感じでそうなっただけだって思いたい。
この思いが私をどんどん苦しめるなんて思ってもみなかった。