私(俺)の不器用な愛情表現【番外編】
また別の日には、
私以外3年生はまだ来てなくて。
そんな時に、自然と私の右隣に煌くんがいた。
「今年の体育祭、やる気が出ない。」
そう言った。
「おいおい、3年生が聞いたら怒られるぞ。」
なんて顧問の先生には言われていた。
なんでやる気が出ないの?っていう言葉は喉まで出て引っ込んだ。
また別の日には。
煌くんが遅れてきて。
その日は、珍しくクロスカントリーに走りに行くことになっていた。
煌くんは聞いてなかったけど、察知したのかと思ってたら。
「で、どこ行くんですか?」
って、先生の荷物に水分などを入れてから言った。
「は?お前、今。カバン入れたよな?」
「はい。」
「知らんのに入れたんか?」
「はい。」
このやり取りに私と萌結ちゃんは爆笑。
煌くんの、それがなんですか?みたいな他人事のようなのに笑える。
それからは、何事も無かったかのように終わった。
あと、合田先輩が久々に顔出ししてくれて。一緒に走ってくれた時に。
「前に行ってくれ。」
って言われたから、はい!って返事しただけなのに。
クスって笑われたんだよね。何でか。