私(俺)の不器用な愛情表現【番外編】
記録会では、1年生の男子2人が迷子になったからみんなで探した。
煌くんは率先して走り回ってた。
性格よすぎませんか?あなた!って言いたくなった。
萌結ちゃんには、アップも兼ねて探しに行こうと言われて2人で煌くんとは反対周りに周回コースを歩き始めた。
突然、萌結ちゃんがクスクス笑い始めた。
すると、向こうから煌くんが走ってきた。
通り過ぎるのかと思ったら、私たちの前で足を止めて萌結ちゃんに
「2人見んかった?」
って聞いた。
だけど、萌結ちゃんは答える様子がなくて。
「見てない。」
そう伝えると、いつもの眩しい笑顔で
「あれ〜〜?」
って首を左に傾けるとまた走って行った。
その後ろ姿を少し見て私も歩き始めた。
萌結ちゃんが煌くんを見ていつも笑う理由を聞いたけど、ちゃんとは教えてくれなかった。