私(俺)の不器用な愛情表現【番外編】
次の日。
学校で。
引退してるからもう行くこともないと思うと少し寂しさがあった。
すると、野々村くんが珍しく教室にいて11月末に行われる地域の駅伝の話をしてた。
「合田出んらしいで!」
その言葉が聞こえて、何故か私はショックを受けた。
そっか。出ないのか。
なら、私も出ないって言えばよかった。
なんて思ってしまった。
そんな気持ちだったからか。
やる気は出なくて。
夜に練習をしてた時は胸にポッカリ穴が空いた気分だった。
でも、それがなぜなのかは全然分からなかった。
それから、煌くんとはもう会わないと思っていたのに。
週に3、4回会うようになった。
私が油断すると曲がり角から出てきたり。
友達には
「また会ったー。」
とか言ってるけど、本当は凄く嬉しかったりする。
誰にも言わないけど。
友達には、もちろん。
「運命ちゃう?」
とかってからかわれる。