あなた私の夫と不倫してますよね?
楓と細木南さんは、スーパー近くの瀟洒なマンションへと入って行く。


多分、このマンションが細木南さんの住んでるマンションなのだろう。


二人がそのマンションへと仲良く入って行く姿を、
しっかりと、写真に撮った。



そして、始発電車に合わせてなのか、朝の5時過ぎに、楓はそのマンションから出て来た。


ありがたい事に、マンションの出入口迄、細木南さんは見送ってくれている。


それをデジカメに抑えようと、レンズをそちらに向けて、シャッターを切る。



その時、楓と細木南さんは、キスをした。


それは、細木南さんの方から、楓の首に腕を回してだったけど。


シャッターを押すけど、その手が震えた。


目の奥が熱を持ったように感じて、
涙が溢れた。





その後、楓とは、同じその始発電車に乗るけど、
少し離れて座った。


流石に始発だけあって、車内はガラガラで。


私は、ハッキリと自分のしている事に、後悔をしていた。


この事を思い付いた時は、怒りで楓を好きだという感情が、薄れていたのだろう。


だけど、今さら辞められない。


後、一人。


もし、お金の問題が解決しても、私と楓はまた夫婦として、やっていけるのだろうか?


子供も、生まれるのに…。


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