俺様外科医は初恋妻に一途な愛を貫く~ドSな旦那様の甘やかし政略結婚~
「どうかしましたか?」

「遅かったな。どこに行っていたんだ?」

質問を被せられた。

「仕事帰りに寄り道をしていました」

写真の件を内緒にしておきたくて具体的には答えなかったら、彼の視線が鋭くなる。

「アシェルと出かけてたんだろ。フライト直前に千里とデートをしたと連絡があった」

「なんだ、知っていたんですね」

残念、サプライズにはならなかった。

「随分平然と浮気を認めるんだな」

隆成さんの表情がさらに険しくなって、私は当惑してしまう。

「え……アシェルさんから、私たちがなにをしていたか聞いたんですよね?」

「千里とデートをしたとしか聞いていない」

どうやらアシェルさんが中途半端な報告をしたせいで、隆成さんが不機嫌になってしまったようだった。

「カフェでお茶をして、雑貨屋さんに行ったんです」

「完全に浮気だな」

「ええっ」

思わず仰天し、絶句した。

すると隆成さんはばつが悪そうに目を逸らす。

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