俺様外科医は初恋妻に一途な愛を貫く~ドSな旦那様の甘やかし政略結婚~
「ふたりになにかあったと疑っているわけじゃない。単に俺が気に入らないだけだ」

自分でも理不尽な言いがかりをつけている自覚はあるらしい。

ヤキモチを焼く姿に、胸がキュンとする。

「隆成さんは独占欲が強すぎます」

「おまえにだけだ」

私にだけならいいと思う私は、もう完全に彼に嵌っている。

「アシェルさんが浅草で撮った写真を持ってきてくれて、それを飾るためのフォトフレームをプレゼントしてくれたんです」

詳細を話し、テーブルの上に写真とフォトフレームを並べた。

隆成さんは無言でそれらを手に取る。

「写真をお部屋に飾れば、隆成さんは喜んでくれるかなって」

面映ゆかったけれど、正直に打ち明けた。

「俺のために?」

「……私の思い上がりじゃなかったら」

隆成さんが私たちの写真を飾りたいと言っていたわけじゃない。

私が勝手にしたかっただけだ。

だから実際は、彼の喜ぶ顔が見たいと思った私のためだった。

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