超絶イケメンな幼なじみに、めちゃくちゃ愛されちゃってます♡
「いやいや、料理ならシェフが作っているし、乃愛が手伝うことはなにもないって」
「じゃあ、お部屋のお掃除とか手伝ってくるね」
「いやいや、それもハウスキーピングの人がいただろ?」
「じゃあ、この別荘広いから、探検でもしてくるね」
っていやいや、何度も来たことがあるだろ。今更探検って、という言葉は出せなかった。
だって乃愛の腕を軽くつかむと、乃愛はそれを振り切るようにして、階段をおりて行ったから。
そんな乃愛の態度に、俺はその場に立ち尽くして、呆然とするしかなかった。