超絶イケメンな幼なじみに、めちゃくちゃ愛されちゃってます♡
モデルで俳優という仕事柄、かわいい女の子もキレイな子も見慣れているはずだけど、それでもやっぱり乃愛のかわいさは格別で、俺は思わず息を漏らした。
乃愛の愛らしさがハンパない。
もう、ほんと、一目惚れした子供の頃から、乃愛のことが好きで好きで仕方がない。
おまけに、乃愛が着ていたのは、ふわっとしたフリルがかわいい、オフホワイトのキャミワンピース。
女の子っぽい乃愛には、ものすごくよく似合っている。
乃愛が立ち上がった瞬間、細くて白い腕にかかるゆる巻きの髪がふわっと揺れた。
「……っ」
なにこの子。天使かなにか?
信じられないくらい、かわいすぎる。
でも乃愛、いくら夏だからって、少し露出が多くない?
まぶしすぎて、目のやり場に困るだろ。
今すぐ俺の着ているシャツを脱いで、羽織らせたい。
乃愛を直視できなくて、恥ずかしくなって、つい横を向いてうつむいた。
でもなにをしているのか、いっこうに乃愛が来ない。
不思議に思って、顔をあげて乃愛を見た。
『どうした?乃愛。座らないの?』
そう言っても、乃愛はボーッと立っているままで、まだ来ない。
『乃愛? 乃愛?』
何度呼んでも来ないから心配になって、立ち上がって乃愛のところに行った。