私を、甘えさせてください
目が覚めると、時計の針はお昼を回っていた。

まだだるさの残る身体を起こして、寝室に向かう。

空川さんの具合、どうだろう・・。


部屋をのぞくと、まだ眠ったままだった。

近寄ってそっと額に触れると、朝よりは熱が下がった気がする。

測ってみると『37.1』だった。


良かった・・。

物音を立てないように、寝室を出た。


起きたら、何か食べれるかもしれない。

冷蔵庫をのぞいていくつか材料を出し、鍋焼きうどんを作った。

ひとつは、自分のために。
もうひとつは、空川さんのために。


もうこれが、作ってあげられる最後の食事かもしれない。

そう思い、心を込めて作った。

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