キミの愛情120%


雑草を抜く手を止めて顔を上げると、


「……せっかくこんなに、可愛いのに」


今度は目を逸らさずにそう言われた。

胸の奥がキュンとなって、目を合わせたまま心臓がドキドキし始める。


……えっ。待ってまって、これって。



「ねえ。今朝言ってた『彼氏』……俺じゃだめかな?」



き……きたーーーー!!








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