LEVEL
恐怖。 ・゚*アナタヘサケブ*゚・。+゚.゚.
珍しく倉敷さんがいて西部さんがいなかった。
「……………………岡田くんは咲ちゃんが好きなの?」
ゴンッ
「…はぁ?」
「いやだから…」
「いや、言わなくていいから;;」
さっき頭をぶつけて赤くなったおでこを触って溜め息をした。
「何でそー思ったの;;」
「んー岡田くん、咲ちゃんに会ってから何だか変わったから」
「そーかぁ?」
苦笑いをして、頬杖をして顔をそらした。
「「…」」
「はーっ疲れたー」
錆付いたドアを開けて登場したのは西部さん。
「お疲れさん。はい集合」
倉敷さんの言葉で1年生が同じ机に集まった。
「プリント渡すから各学年話し合って。プリント見たらわかるから」
「はい」
「ありがとうございます」
【各クラスの役割分担表】
と書いてあった。
「ちょつど3つずつ仕事あんじゃん。杉浦やりたいのある?」
「ぁえっ!?ぁ…え、…」
「はぁ…」
ビクッ
溜め息は嫌い。
「…」
「ぁ…」
「…」
「…」
「はぁ…。はっきりしろよ!!やりてーの!?やりたくねーの!!??」
「ぁやっ…」
「チッ」
ガラガラガラガッシャン…
岡田くんは…舌打ちして図書室を出た。