LEVEL



「じゃー俺等が本格的に仕事すんのは文化祭の1週間前ね。了解」

今日はいつの間にか放課後で今日1日はずっと岡田くんの事を考えていた。
アタシが説明すると滝くんは急いで部活に行った。


「委員会、楽しい?」
「えっ!?うん楽しいよ」
何でこんな事きくんだろ…。
「最近、杉浦さん変わったからさ。いい事あったのかなって思って」
いい事……?
変わった……?

「…………そうかな?」
「変わったって」
「うん、あたしもそー思う!!」
そーかな?
でも加藤さんと佐崎さんが言うならそーなのかもしれない。


「杉浦」
「あ、」
岡田くんだ…。
「今日は早く終わるらしいよ」
「うん。わかった」
「……ねぇ杉浦さん」
「何?」
「…………杉浦さんってさぁ………岡田くんと…付き合ってる……?」
「えぇええぇぇえ!!??」
「杉浦うるさい…」
「違う…///」
「岡田くん」
「何」
「杉浦さんと付き合ってる?」
アタシは帰るしたくをしながら心の中で

ギャー

と叫んでいた。

「んなわけねーだろ」
「本当?」
「マジのマジ」
「んー」
「委員会行ってもいい?」
「あ、ごめんねいいよ」
帰るしたくが終えてドアに向かう。

「「バイバイ杉浦さん」」
「バイバイ」
アタシ……好きだな…。
加藤さんも佐崎さんも滝くんも…。

「何ニヤニヤしてんの?」
「してない!!」
「気持ちワリー(笑)」
「痛っ」
岡田くんはアタシにチョップしてスタスタ歩いていった。





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