LEVEL

LEVEL6 自覚




休日に入る前にはもぅ1人に告白された。

「笑美」
「待ってよ咲ちゃん;;」
「咲!!」
「さ…き」
「よろしい♪」
咲ちー…;;
咲は強気で美人。
咲の笑顔が好き。
そんな完璧な咲は体調が悪くてこんな田舎に引っ越したらしい。
岡田くんとはこっちに住んでいたおばあちゃん家に来て散歩している時に知り合ったと聞いた。
学校も編入して近くでは有名な進学校の精華学園に入院したのだから凄い。


「何笑顔?」
「んー?咲って美人だなぁって思って」
「えーそんな事ない!!」
「でもアタシ、咲の笑顔好きだよ」
「アタシは笑美の笑顔が好き」
それからちょっと言い合いになったけど予想通りアタシの負け;;
咲には勝てない。

「何よ笑美〜」
「何でもなーい」
「言え!!」
「嫌だー」
「言わないとコチョコチョするよー」
「嫌だぁー」

必死になって逃げた。



< 37 / 162 >

この作品をシェア

pagetop