政略夫婦は念願の初夜に愛を確かめる〜極上御曹司の秘めた独占欲〜


「ワイン、どうぞ。今ちょうどもらったところだったんだけど」

「ありがとうございます」


 私にグラスを渡した早苗さんはカウンターで別のドリンクを取って戻ってくる。


「茉莉花さん、お暇だったら今からうちのアロママッサージ受けに来ない?」

「え? 今、ですか?」

「そう。今日は先行体験してもらえるように用意してるの。よかったらぜひ。あの調子じゃあ、拓人もまだかかるでしょうし」


 突然の招待にどうしようか一瞬迷ったものの、せっかくのお誘いを断るのも悪いし、その理由も特にない。

 むしろ、この機会に体験させてもらったら、拓人さんのお仕事の協力にもなるかもしれないと閃く。

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