国際弁護士はママとベビーに最愛を誓う~婚姻解消するはずが、旦那様の独占欲で囲われました~
お昼にエミリーに「がんばって」や「玲菜ならいけるよ」と軽く励まされたことでモヤモヤとしていたから余計、すべて受け止めて飲み込んでくれた彼が新鮮だった。
「あの……久嗣さんは、見てなかったのにどうしてシネマへ?」
「息抜きだよ。ニューヨーク州の弁護士資格を取りに来たんだ。煮詰まりそうになるとこうして外に出る」
「弁護士? すごい、頭いいんですね……」
頭の悪そうな反応をしたと気づき、すぐに「やだ、すみません」と付け加えた。
「そしたらニューヨークの弁護士さんになって、将来はこちらに住むんですか?」
「いや。すでに日本の事務所に在籍してるから。こっちの案件とか、ニューヨークが絡む案件に使うだけだ」
「……え。じゃあ、日本の弁護士さんでいらっしゃる?」
「そうだね」
ごくりと喉が鳴る。留学というからてっきり将来の夢を叶えるために勉強をしている人なのかと思ったのに、すでに素晴らしい職業に就いて立派に働いている人だったのだ。
日本で弁護士をしているのにさらにニューヨークでも取りに来たなんて。同級生にひとりいるかいないかのレベルのエリートな彼に一気に距離を感じ始めた。
「あの……久嗣さんは、見てなかったのにどうしてシネマへ?」
「息抜きだよ。ニューヨーク州の弁護士資格を取りに来たんだ。煮詰まりそうになるとこうして外に出る」
「弁護士? すごい、頭いいんですね……」
頭の悪そうな反応をしたと気づき、すぐに「やだ、すみません」と付け加えた。
「そしたらニューヨークの弁護士さんになって、将来はこちらに住むんですか?」
「いや。すでに日本の事務所に在籍してるから。こっちの案件とか、ニューヨークが絡む案件に使うだけだ」
「……え。じゃあ、日本の弁護士さんでいらっしゃる?」
「そうだね」
ごくりと喉が鳴る。留学というからてっきり将来の夢を叶えるために勉強をしている人なのかと思ったのに、すでに素晴らしい職業に就いて立派に働いている人だったのだ。
日本で弁護士をしているのにさらにニューヨークでも取りに来たなんて。同級生にひとりいるかいないかのレベルのエリートな彼に一気に距離を感じ始めた。