優しい彼の正体は×××だった
俺は葉水が指定した場所に向かった
2人に会うとは2年振り
俺が姿消したから仕方ないかも知れないが
「待たせた。」
「いえっ大丈夫ですよ」
「チッ」
葉水は笑いながら返事を返したその裏腹、陣は舌打ちを漏らした
静かだからなのか陣の舌打ちが鳴り響いた
「…九条さん先程も言いましたように迎えに来ました。」
「ああ。」
「そう言っても素直に帰ってはくれませんよね?」
「あぁ、そうだな」
「戻らなくてもいいです」
「っ?」
「戻らなくてもいい。ただ協力して頂けませんか?」
「協力?」
まさかそう言われるとは思ってなかったから驚いた俺に陣が
「暁に一度会って欲しい」
「九条さんが居なくなった事知った後暁さん暴走してしまいました。誰も止めることが出来なく困難してます。止めれるのはアナタだけです…九条さん」
「………」
「アカツキの奴止めるって何人が怪我してるか分かるか?突然大事な人が抜けたらどうなるか九条、お前には分かるか?責任もって止めてくれ………」
「……わかった。」
まさか俺のせいでこんな事になってるなんて……思ってもなかった。
俺が甘く見たせいだ…
ー九条聖夜 視点endー