朝、目が覚めたら意地悪なアイツと一緒のベッドで寝ていた件について
「ふふ…嵐のももこへの溺愛っぷり相変わらず」
「ももこちゃんっていつから飼ってるの?」
「いつからだったかな?確か俺達が5歳の時に見つけたから…」
「5歳の時って11年前!?」
春野がももこちゃんに夢中の間、私は自然と山田君と会話をしていた。
「ももこってあぁ見えて人間でいうおばあちゃんの歳なんだよ」
「そっかぁ…5歳の時から知ってるってことは山田君と春野って幼なじみなんだね」
「うん、親同士仲良いのから昔から家族ぐるみの仲なんだ。嵐の事ならなんでも知ってるから嵐と何かあったら俺に聞きにきなよ」
「へ?」
「さっき手繋いできたから付き合う事になったのかなって」
「あのっ…それは…」
うー…昨日記憶がない間何があったか山田君ならわかるのかな?