朝、目が覚めたら意地悪なアイツと一緒のベッドで寝ていた件について
仕事しない理性
~嵐side~


琴音を家に連れ込んだのは良いけど色々と葛藤していた。


勿論うちに誘ったのは一緒にいたいからで、下心は……ないとも言いきれないけど、ちゃんと我慢するつもりだ。


まだ正式には付き合ってないしな…


しかし、ずっと好きだった琴音が相手だと理性が仕事をしてくれない事がある。


琴音に名前で呼ばれただけでもう理性崩壊しかけていて、琴音を抱き締めて唇を奪っていた。



勢いでキスをしてしまったけど、キスは許容範囲内だし……マジでキスまでしかしないからな?もう唇離してテレビを点けるつもりだし。



名残惜しいが、口付けが深くなる前に唇を離す。


すると、琴音は頬を紅く染めていて俺の事をうるうるした大きな瞳で目上げてくる…


ク………可愛い過ぎてやばい……


すぐにでもテレビを点けなければ!


「……もう…おしまい…?って、私何言って……んっ」


そんな事言われて抑えられるわけがなく、またすぐに唇を奪っていた。


そして、キスをしながら琴音をソファに押し倒して手を握って口付けは深くなる。


少しでも拒否してくれれすぐ止めるのに、拒否をするどころか握っている手をキュッと握り返してくる…。


琴音が愛し過ぎて全部俺のモノにしたい。


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