雨の音、君の色
京介くんの温もりが伝わってきて、私の目から涙が零れ落ちる。

「……僕は、先輩がずっと好きなんです」

そう言って、京介くんは私から離れると私を見つめた。

「先輩。僕と付き合ってくれませんか?」

京介くんの言葉に、私は「はい」と頷いた。
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