恋なんて、正気の沙汰じゃない!
「…ほら、ご飯できたから、食べて。」
また、私の質問には答えてくれない。
それでも…
「せ、先生は、私を…どうしたいの?
……殺す気?」
今の私には、聞く事しかできない。
先生がサイコパスだって可能性だってある。
もしかしたら、殺す気だって……あるかもしれない。
そこまで考えて、背筋が凍りつく。
もし、そうだったら……
先生は何も言わずに、私の方へ手を近付けてくる。
やだ。
顔から血の気が引く。
そんな私を見て、噴き出すように笑う先生。
「殺す相手に料理なんか作らねーよ。」
ベシッと、さっきと同じように痛くないデコピンをする。
先生の言う事はもう信用できないけど、今は殺されないなら……
絶対にここから逃げ出せる。
そう思うと、少しだけ楽になれる気がした。
そう、私は 今までこうやって生きてきたから…