恋なんて、正気の沙汰じゃない!


でも、先生は顔色一つ変えずに、


「帰さないよ。

俺を憎めばいい。

怒って、嫌いになって、憎んで、雛の中を俺でいっぱいになればいい。」


意味ないなんて事はないんだよ。と、笑うと、私に覆い被さるように押し倒す。


あまりに手慣れた手付きというか、一瞬過ぎて、何が起きたのか分からなかった。


だけど、すぐに思考を引き戻されてしまう。


「怒っていいから。」


そう言って、私にキスをした。


手は自由だったはずなのに、いつの間にか先生の手によって自由を奪われていて、抵抗しようにも出来ない。


次第に深くなるキスに、息苦しくなる。


「……ンンッ」


鼻にかかったような声が漏れて、自分じゃないみたいに…


足をバタつかせようとしても、先生の足に挟まれて、身動きできない。


それでも、身体をどうにか捩らせるけど、先生はやめてくれない。


「っっ、……はっ、」


上手く息が出来なくて、先生と私の唇の隙間から、やっと息が出来ると思ったら、また繋がってしまう。


更に深くなるキスに翻弄される。

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