経理部の女王様が落ちた先には
「・・・もしかして、初めて?」
分かりきっていたのに、聞かずにはいられなかった。
聞いた俺に、この子は何も言わない。
それが、答え。
正直、驚いていた。
こんなに綺麗な子が、薔薇の花のように美しいのに、刺のないこの子が・・・
まだ、蕾だった・・・。
そして、一気に冷静になる。
一気に、自分の愚かさに気付く。
1度だけ、そう思いながら抱こうとした、自分の愚かさに・・・。
ゆっくりと、ゆっくりと、その感覚を最後まで感じながら、蕾の中から指を引き抜いた・・・。
この子の上から素早く退き、ワイシャツを着ていく。
「・・・ごめん、それはよくない。
やめよう・・・。」
1度だけ・・・
そんなことを考えた愚かな俺が、まだ蕾のこの子を切り取ってしまうわけにはいかない・・・
急いで鞄から出した眼鏡を掛け、ネクタイを取り出す。
冷静になりたかった、少しでも早く・・・
そもそも、本当の“俺”で会うことなんて、するべきではなかった・・・。
俺にはこういう愚かな所があるから、あの従兄弟様が“俺”を飼う方法を教えてくたのに・・・。
この首に、ネクタイをしようとしていく・・・
そんな俺を、ベッドから上半身を起こし眺めているのが、視界の隅に入った・・・
「・・・やっぱり・・・ちゃんと、どこかで済ませておけばよかった・・・」
この子の言葉に・・・
俺はネクタイをしていく手を止めた。
そして、この子をゆっくりと振り返ると・・・
泣いていた・・・
決して、涙を流すことをしないこの子が・・・
俺に抱かれず、他の誰かと済ませておけばよかったと、泣いている・・・
その涙を両手で隠した。
「ごめんなさい・・・。」と呟きながら・・・
そして、俺に背中を向けた・・・
この子は、いつも俺に背中を向ける・・・。
「さようなら。」と告げてから・・・。
それが、俺の理性を吹っ飛ばすスイッチになることも、知らずに・・・
もう、もう、止められない・・・
このこの子をまたベッドに押し倒し、眼鏡もネクタイも取り、ワイシャツをまた素早く脱ぎ捨てる。
「痛いって叫んでも、優しく出来ないから・・・」
そんな恐ろしい言葉なのに、この子は泣きながらも頷く。
「言わない・・・絶対に、言わないか・・・っっ!!!」
そんな覚悟までして俺を求めてくるこの蕾の中に、俺は一気に貫いた・・・。
愚かな俺は、まだ薔薇の蕾だったこの子を、蕾のまま切り取ろうとした・・・。
分かりきっていたのに、聞かずにはいられなかった。
聞いた俺に、この子は何も言わない。
それが、答え。
正直、驚いていた。
こんなに綺麗な子が、薔薇の花のように美しいのに、刺のないこの子が・・・
まだ、蕾だった・・・。
そして、一気に冷静になる。
一気に、自分の愚かさに気付く。
1度だけ、そう思いながら抱こうとした、自分の愚かさに・・・。
ゆっくりと、ゆっくりと、その感覚を最後まで感じながら、蕾の中から指を引き抜いた・・・。
この子の上から素早く退き、ワイシャツを着ていく。
「・・・ごめん、それはよくない。
やめよう・・・。」
1度だけ・・・
そんなことを考えた愚かな俺が、まだ蕾のこの子を切り取ってしまうわけにはいかない・・・
急いで鞄から出した眼鏡を掛け、ネクタイを取り出す。
冷静になりたかった、少しでも早く・・・
そもそも、本当の“俺”で会うことなんて、するべきではなかった・・・。
俺にはこういう愚かな所があるから、あの従兄弟様が“俺”を飼う方法を教えてくたのに・・・。
この首に、ネクタイをしようとしていく・・・
そんな俺を、ベッドから上半身を起こし眺めているのが、視界の隅に入った・・・
「・・・やっぱり・・・ちゃんと、どこかで済ませておけばよかった・・・」
この子の言葉に・・・
俺はネクタイをしていく手を止めた。
そして、この子をゆっくりと振り返ると・・・
泣いていた・・・
決して、涙を流すことをしないこの子が・・・
俺に抱かれず、他の誰かと済ませておけばよかったと、泣いている・・・
その涙を両手で隠した。
「ごめんなさい・・・。」と呟きながら・・・
そして、俺に背中を向けた・・・
この子は、いつも俺に背中を向ける・・・。
「さようなら。」と告げてから・・・。
それが、俺の理性を吹っ飛ばすスイッチになることも、知らずに・・・
もう、もう、止められない・・・
このこの子をまたベッドに押し倒し、眼鏡もネクタイも取り、ワイシャツをまた素早く脱ぎ捨てる。
「痛いって叫んでも、優しく出来ないから・・・」
そんな恐ろしい言葉なのに、この子は泣きながらも頷く。
「言わない・・・絶対に、言わないか・・・っっ!!!」
そんな覚悟までして俺を求めてくるこの蕾の中に、俺は一気に貫いた・・・。
愚かな俺は、まだ薔薇の蕾だったこの子を、蕾のまま切り取ろうとした・・・。