経理部の女王様が落ちた先には
そして、4月1日




社内は騒然とした。この“女王様”の登場に。
誰もが魅了され、思わずひざまづきたくなる、そんな“女王様”が現れたから。


覚悟していたはずの“僕”もひざまづきたくなってしまう程の、最高な“女王様”の姿だった。


これは・・・
早く迎えに行かなければ・・・。


眼鏡を直しネクタイをキュッと締め直しながら、疼いてきた下半身を無理矢理沈めた。


そして、第2営業部の島のデスクに座る、大きな男を見る。
青田健吾。
やけにA+が多い人事部からの資料だと思っていたが・・・


座っているだけで、第2営業部に・・・いや、この営業部全体に・・・風を感じさせる男だと思った。
圧のある風ではなく、強いのに優しさも感じさせるような・・・。



予想以上の男だと、俺の直感が騒いだ・・・。
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