経理部の女王様が落ちた先には
「・・・あ、麻美さま。」
フロアに私のピンヒールの音を少し響かせながら、そのヒソヒソと聞こえる声を無視していく。
昨日残業をして作成した資料が岸部長のチェックを通り、私が直接副社長に提出することとなった。
階段で1階上の副社長室に向かい、大きな扉をノックする。
少し経ってから扉が開き、顔見知りになっている秘書の男性が現れた。
「花崎(はなさき)さん、お疲れ様です。」
「お疲れ様です。藤岡副社長に資料をお持ち致しました。」
「ありがとうございます。
副社長ですが、少し席を外しておりますので、私から渡しておきます。」
お礼を伝え、副社長室を後にする。
少しだけピンヒールを履く足に違和感を覚えながらも、私は階段を降りていく。
数段だけ降りた時、9階と10階の踊り場から人が現れたことに気付き・・・
あ、と思った時にはもう手遅れで・・・
私の身体が・・・
ゆっくりと・・・
落ちた・・・。
フロアに私のピンヒールの音を少し響かせながら、そのヒソヒソと聞こえる声を無視していく。
昨日残業をして作成した資料が岸部長のチェックを通り、私が直接副社長に提出することとなった。
階段で1階上の副社長室に向かい、大きな扉をノックする。
少し経ってから扉が開き、顔見知りになっている秘書の男性が現れた。
「花崎(はなさき)さん、お疲れ様です。」
「お疲れ様です。藤岡副社長に資料をお持ち致しました。」
「ありがとうございます。
副社長ですが、少し席を外しておりますので、私から渡しておきます。」
お礼を伝え、副社長室を後にする。
少しだけピンヒールを履く足に違和感を覚えながらも、私は階段を降りていく。
数段だけ降りた時、9階と10階の踊り場から人が現れたことに気付き・・・
あ、と思った時にはもう手遅れで・・・
私の身体が・・・
ゆっくりと・・・
落ちた・・・。