経理部の女王様が落ちた先には
それから、特に話し掛けられることはなく・・・
右隣の人は、ノートパソコンを開きカタカタと作業を始めたり、たまにスマホが鳴り電話をしに外に出たりしていた。




わたしも、苦しくなる気持ちを押さえ付けながらも、教科書の数字と向き合う。




右隣の人からカタカタと鳴る音を聞いていたら、周りの雑音が不思議と消えてくる・・・。




今まで、わたしの中に入ってくるような感覚だった数字が・・・





わたしが、数字の中に入り込む・・・





そんな、不思議な感覚になってくる・・・。
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