経理部の女王様が落ちた先には
「・・・今日は、パンダの付箋なんですね。」



いつものように可愛い付箋を付けた資料を渡した時・・・



初めて、こんな風に仕事以外のことで話し掛けられた。
その人をよく見ると・・・
たしか、愛ちゃんと同期の男の子。



愛ちゃんとも仲の良いその男の子に、自然と笑顔になり頷く。




「そのパンダの付箋、今1番のお気に入りなの。」




わたしがそう言うと、男の子は顔を真っ赤にしていたのを、可愛いなと思った。
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