俺を嫉妬させるなんていい度胸だ〜御曹司からの過度な溺愛〜
 食事を終え、先にシャワーを浴びた二人の姿は仕事部屋にあった。

 芹の衣装は、仕事部屋にあるクローゼットに吊られている。

「どれにする?」

「これ!」

 迷わず差し出したのは、先程言っていた懐かしのアニメキャラだ。

「着替えるだけじゃなく、メイクとかして完璧なコスプレ姿にする?」

「いいのか?」

「少し時間掛かるけどいい?」

「もちろん」目がキラキラ輝いている。

「じゃあここで、仕事でもゲームでもしてて」

「ああ」

 暁を残し芹は寝室で着替え、メイク道具と小道具を持ち洗面所に行く。ミニスカートのセーラー服姿にウイッグを被る。芹もロングヘアーだが、このキャラクターは髪が黄色だ。メイクを施し、ツインテールに手袋をはめて完成だ。

 我ながら完成度は高いと思うが、残念ながら芹は身長が低い。長身なら言うことがないのにといつも思う。だが、マニアには小さい芹がこの衣装を着ている姿が萌えるのだ。
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