先生、私がヤリました。
「モトキ」の一画。
アイスクリームの冷凍ケースの隣に文房具のコーナーがありました。
よく見る学習帳やペン類の中に、お花模様の鉛筆。
昭和くらいに流行ってそうな女の子のイラストが描いてあるメモ帳。
何に使えばいいのか分からない、香りのついた匂い玉。
色とりどりの消しゴムの中に、多分女の子が言っているピンク色の消しゴムもありました。
薄桃色くらいをイメージしてたんですけど、蛍光ピンクみたいな思ったよりも濃い色でした。
手に取って嗅いでみたら、甘ったるい人工的な苺みたいな匂いがしました。
消しゴムにはめられたスリーブにはうさぎのイラストが描いてました。
苺の香りなのに、変なのって思いました。
八十円でした。
「これ?」
「うん。」
「買っておいで。」
女の子はコクンと頷いてレジに向かいました。
私は先に「モトキ」を出て待ってました。
戻ってきた女の子は消しゴムが入っているのであろう薄いブラウンのクラフト袋を左手に持って、右手で「ありがとう」って言いながら二十円を返してきました。
「いいよ。あげる。」
「貰えない!」
「じゃあママにお釣りは?って聞かれたらどうするの。」
「あっ…。」
「早く仕舞って。また落とすよ。」
「ごめんなさい。ありがとう。」
アイスクリームの冷凍ケースの隣に文房具のコーナーがありました。
よく見る学習帳やペン類の中に、お花模様の鉛筆。
昭和くらいに流行ってそうな女の子のイラストが描いてあるメモ帳。
何に使えばいいのか分からない、香りのついた匂い玉。
色とりどりの消しゴムの中に、多分女の子が言っているピンク色の消しゴムもありました。
薄桃色くらいをイメージしてたんですけど、蛍光ピンクみたいな思ったよりも濃い色でした。
手に取って嗅いでみたら、甘ったるい人工的な苺みたいな匂いがしました。
消しゴムにはめられたスリーブにはうさぎのイラストが描いてました。
苺の香りなのに、変なのって思いました。
八十円でした。
「これ?」
「うん。」
「買っておいで。」
女の子はコクンと頷いてレジに向かいました。
私は先に「モトキ」を出て待ってました。
戻ってきた女の子は消しゴムが入っているのであろう薄いブラウンのクラフト袋を左手に持って、右手で「ありがとう」って言いながら二十円を返してきました。
「いいよ。あげる。」
「貰えない!」
「じゃあママにお釣りは?って聞かれたらどうするの。」
「あっ…。」
「早く仕舞って。また落とすよ。」
「ごめんなさい。ありがとう。」