星と月のセレナーデ
『 胡桃様、まだこの周りに居るんですッ 』
「 星南!!前!! 」
奥に押し込んだ志帆は
何故か私の後ろに立って
目を見開いて 前を指さす
「 あ?戻ってきて見りゃ当たりじゃねぇか!
よぉ〜くみれば四神の姫と女が1人増えてんなぁ? 」
ズカズカと歩いてきては
私と胡桃様をドンッと押し退いて
友香と葵を小屋から引きずり出す
「 舐められたもんだよなぁ?
おめぇらを助けに来たのは四神様じゃなくて
こいつらだとよ。笑えるな〜 」
ギャハギャハと笑う汚い声が
山に響き渡る
「 とりあえずさ?助けに来たとこ悪ぃんだけど
スマホこっちに渡してくんね?持ってんだろ? 」
ほら。と手をプラプラさせて
私達を急かす