星と月のセレナーデ
「 生意気なんだよ。馬鹿女
四神の姫だかなんだか分かんねぇけど
いつまでも守って貰えると思ってんじゃねぇぞ 」
ヒュ~ と口笛と野次が飛び交う。
スマホを持ってる男は周りの男たちと
ハイタッチなんかして笑ってる
「 女3人かぁ〜 交代制なぁ 」
「 上玉だわ〜 」
離れた先からは舐める様な視線を向けてきては
カシャとシャッターをきる音が聞こえてきては
カタカタとスマホをいじり出す
『 その2人返して下さい 』
「 は?お前誰に向かって言ってんの? 」
『 誰って... 』
「 星南ちゃん…我慢して。 」
声を張り上げそうになった私の背中を
胡桃様がさすりながら小声で話を続ける
「 わかる?四神の姫になるってこういうこと。 」
そう言った胡桃様の顔はとても真剣で
きっと、何度もこんな経験をしてきたんだと
雰囲気が物語っている