政略結婚ですが、不動産王に底なしの愛で甘やかされています
「涼成さんは顔が小さいね。肌も綺麗だし」
「恵茉と変わらないんじゃないか?」
「だから、そこが重要なの! 女の人と顔の大きさが同じで、肌もつやつやって男の人はそういないよ!」
急に声を大きくして力説する姿にぽかんとする。
我に返った恵茉はぴたりと動きを止めて恥ずかしそうに肩をすくめた。
「そんな人が旦那さんになったんだから、私も頑張らないと」
「なにを頑張るんだ? 恵茉はそのままで十分可愛いのに」
「かっ、かわ……⁉」
そんな大袈裟に身体を仰け反らせなくても。誰がどう見ても可愛い、綺麗という外見なのに。誉め言葉に慣れていないのは男性経験が少ないからなのかもしれない。
「恵茉って……」
言いかけて口をつぐむ。気になるけど、どこまでの経験があるかなんてさすがに品がないし聞くものじゃない。接していく過程でおのずとわかるだろう。
「ん? なに?」
「いや、オーバーリアクションで可愛いなと思って」
「……褒めているのか、けなしているのかわからない」
眉根を下げる恵茉の手からスマートフォンを抜き取る。
「恵茉と変わらないんじゃないか?」
「だから、そこが重要なの! 女の人と顔の大きさが同じで、肌もつやつやって男の人はそういないよ!」
急に声を大きくして力説する姿にぽかんとする。
我に返った恵茉はぴたりと動きを止めて恥ずかしそうに肩をすくめた。
「そんな人が旦那さんになったんだから、私も頑張らないと」
「なにを頑張るんだ? 恵茉はそのままで十分可愛いのに」
「かっ、かわ……⁉」
そんな大袈裟に身体を仰け反らせなくても。誰がどう見ても可愛い、綺麗という外見なのに。誉め言葉に慣れていないのは男性経験が少ないからなのかもしれない。
「恵茉って……」
言いかけて口をつぐむ。気になるけど、どこまでの経験があるかなんてさすがに品がないし聞くものじゃない。接していく過程でおのずとわかるだろう。
「ん? なに?」
「いや、オーバーリアクションで可愛いなと思って」
「……褒めているのか、けなしているのかわからない」
眉根を下げる恵茉の手からスマートフォンを抜き取る。