観念して、俺のものになって
「きみ、耳弱いの?」
「ひぅ、んっ!
みみもとで、しゃべらないでっ」
俺の髪を掴むというより、撫でるといったほうが正しい手つきでまひるの細い指が黒髪に絡まった。
僅かに触れる指先さえ痺れるほど気持ちいい。喉の奥で熱い吐息を留めて、まひるのパジャマの裾をズボンから引っ張り出した。
その間から手を差し入れると薄い腹を覆うインナーに手が触れる。
直に肌を触れなかったのが気に食わず、俺はインナーとブラウスを一緒に掴んで一気に捲り上げた。
「えっ、ま、まって!」
「やだよ。待たない」
まひるの両手が俺の腕を止めようと伸びてくるのを片手で受け止め、彼女の細い両手首を掴んで頭上に纏める。
ジタバタと動かそうとする足を両膝で挟み込めば、彼女の動きが完全に止まった。
抵抗する術を失ったまひるは不安げに俺へと視線を送る。
それに対し、また彼女の唇へと自身の唇を合わせた。
何度も交わした口付けに唇がぷくりと腫れている。労わるように舌でそれを撫でれば梓の力が徐々に抜けていく。
それを見逃す俺ではなかった。
素早くまひるの背中に腕を通したら、捲り上げていたパジャマとインナーを腕から引き抜いてしまう。
呆気に取られた彼女の無防備なウエストに留まっているズボンに指をかけて、今度は下へと強く引っ張った。