禁断溺愛〜政略花嫁は悪魔に純潔を甘く奪われ愛を宿す〜
その間も給仕をしながら聞き耳を立てていると、残すはデザートのみとなった。
時計の針は二十二時を回ろうとしている。
東藤はワインを飲むペースも早く、九條さんに夢中といった様子だ。デザートと一緒に、新たに開けたシャンパンまで飲み出した。
この一ヶ月ちょっと。東藤がお酒をたくさん飲む時は、利益になるような取引があった日と決まっていた。
やっぱり、九條さんと仲良くなると何かしらの利益が……?
そう考えていた時だった。
「東藤さん、今夜はありがとうございました。こちら僕からのお礼の品です」
「九條君とは私も仲良くしていきたいからさぁ、気を遣わないでいいよ」
「嬉しいです。だけどせっかく手に入れた品なので、ぜひ。ね?」
九條さんは黒い悪魔みたいな微笑みを携えて、ペンケースほどの箱を東藤に渡した。
箱を開いた赤ら顔の東藤は、中身を手に取り舐めるように検分した後、興奮気味に悪人の笑みを浮かべる。
「これは『Classified社』の特殊盗聴発見器か!? アメリカ国防総省で使用されている」
ええっ、なんか危なそうなペンが出てきたぁぁ!
時計の針は二十二時を回ろうとしている。
東藤はワインを飲むペースも早く、九條さんに夢中といった様子だ。デザートと一緒に、新たに開けたシャンパンまで飲み出した。
この一ヶ月ちょっと。東藤がお酒をたくさん飲む時は、利益になるような取引があった日と決まっていた。
やっぱり、九條さんと仲良くなると何かしらの利益が……?
そう考えていた時だった。
「東藤さん、今夜はありがとうございました。こちら僕からのお礼の品です」
「九條君とは私も仲良くしていきたいからさぁ、気を遣わないでいいよ」
「嬉しいです。だけどせっかく手に入れた品なので、ぜひ。ね?」
九條さんは黒い悪魔みたいな微笑みを携えて、ペンケースほどの箱を東藤に渡した。
箱を開いた赤ら顔の東藤は、中身を手に取り舐めるように検分した後、興奮気味に悪人の笑みを浮かべる。
「これは『Classified社』の特殊盗聴発見器か!? アメリカ国防総省で使用されている」
ええっ、なんか危なそうなペンが出てきたぁぁ!