禁断溺愛〜政略花嫁は悪魔に純潔を甘く奪われ愛を宿す〜
「おっと、今日は随分甘えただな」
抱きついてから、あ、と考える。私達はまだ禁断の関係にあって結婚もしてない。それに彼の職業は特殊だ。私だけでも重荷かもしれないのに、赤ちゃんが出来たと知って喜んでくれる? 秘密に、した方がいいの……?
「悩み事か?」
「……はい」
「言ったはずだ。俺はあなたの心も、身体も、未来も全部奪うって。あなたの悩みはもう俺のものだ。だから、安心して話してくれたらいい」
パソコンを閉じて私の方を向いてくれた棗さんは、色っぽいく目を細めながら、猫のように鼻を擦り合わせるキスをする。私はたまらなくなって、ぎゅうっと彼を抱きしめる力を強めた。そして、ぽつりと呟く。
「……赤ちゃんができました」
棗さんは一瞬固まってから驚きで目を見開くと、黒髪をくしゃりと掻き上げて、今にも泣きそうな表情をする。
「そうか。すごい、奇跡だな」
彼の吐息混じりの声は喜びに満ちていた。
抱きついてから、あ、と考える。私達はまだ禁断の関係にあって結婚もしてない。それに彼の職業は特殊だ。私だけでも重荷かもしれないのに、赤ちゃんが出来たと知って喜んでくれる? 秘密に、した方がいいの……?
「悩み事か?」
「……はい」
「言ったはずだ。俺はあなたの心も、身体も、未来も全部奪うって。あなたの悩みはもう俺のものだ。だから、安心して話してくれたらいい」
パソコンを閉じて私の方を向いてくれた棗さんは、色っぽいく目を細めながら、猫のように鼻を擦り合わせるキスをする。私はたまらなくなって、ぎゅうっと彼を抱きしめる力を強めた。そして、ぽつりと呟く。
「……赤ちゃんができました」
棗さんは一瞬固まってから驚きで目を見開くと、黒髪をくしゃりと掻き上げて、今にも泣きそうな表情をする。
「そうか。すごい、奇跡だな」
彼の吐息混じりの声は喜びに満ちていた。