私の恋心と彼らの執着

 太く長い指に胎内を蹂躙される感覚に、背中を反らした。
 乱暴な行為を拒む反射的な思いと、激しく擦られる気持ち良さが同時に襲ってきて、倒錯した感情が湧き起こる。

 もっと、激しくされたい──いやらしく乱れたい。

「……んっ、基務、さん……もっと奥、して」
「ここか?」
「あ、そこ──っ、ぅ、あぁっ!」

 いつもと違う行為に興奮した身体が、あっという間に絶頂に達する。
 はあはあと息をついている間に、服はすべて脱がされていた。同じく裸になった彼が、ゴムを着けるのが見えた。

「ゆかり」

 彼が、呼ばわると同時に、一気に突き入れてくる。
 奥に届いた衝撃の強さに、叫んだ。

「あぁぁっ!!」
「ゆかりは、僕のものだ」

 腰を振るいながら短く宣言される。
 彼の欲望を包み込んで、全身が、彼を受け入れて喜んでいるのを強く感じる。

 ──クールなこの人が、こんな独占欲を見せるなんて。

 もしかしたら、今だけかもしれない。
 日にちが経てばまた、身体にしか興味を持たれなくなるだろう。
 そう思ったけど、それでもいいと思った。

 今、この人は私に独占欲を感じてくれている。
 どんな理由からであっても、その事実が嬉しい。

 そう感じる自分の中の、消えていない恋心を、認識した。
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