魔法の恋の行方・シリーズ6・魔女の初恋(レリアとサリナス)
「フェンネルでの、すべての記憶を消さないと・・・
怪我もされているし、隣国との
国際問題、フェンネルの責任問題にもなりますから」
バチーーーン
何かの弾かれる音。
ひぃーーーー
悲鳴のような鳴き声が響いた。
「マーガレット!お願い、
やめて、叩くのは!
レリアも知らなかったのだし」
ユリアが、間に入ったようだ。
ガタン、ガタン、
椅子の倒れる音がする。
「ユリア様、
こいつは緑の小瓶を盗んで、
この男に飲ませましたから、
とんでもない奴ですだ」
「えっ、緑の小瓶を・・・」
ユリアは、絶句しているようだ。
「全く、レリアのやつは、
最初から仕組んでいたですだ。
祠に行って、次にキスをする。
緑の小瓶は媚薬だから、
男も当然、その気になる。
それで、魔女の契約で、
この男の縛り、自分の男にする
つもりだったですだ!」
魔女って・・・
レリアが・・・
そうか、ここは魔女の国だ・・・
媚薬って・・
自分の男って・・・
サリナスは、体が痺れて動かせない。
しゃべることもできない。
怪我もされているし、隣国との
国際問題、フェンネルの責任問題にもなりますから」
バチーーーン
何かの弾かれる音。
ひぃーーーー
悲鳴のような鳴き声が響いた。
「マーガレット!お願い、
やめて、叩くのは!
レリアも知らなかったのだし」
ユリアが、間に入ったようだ。
ガタン、ガタン、
椅子の倒れる音がする。
「ユリア様、
こいつは緑の小瓶を盗んで、
この男に飲ませましたから、
とんでもない奴ですだ」
「えっ、緑の小瓶を・・・」
ユリアは、絶句しているようだ。
「全く、レリアのやつは、
最初から仕組んでいたですだ。
祠に行って、次にキスをする。
緑の小瓶は媚薬だから、
男も当然、その気になる。
それで、魔女の契約で、
この男の縛り、自分の男にする
つもりだったですだ!」
魔女って・・・
レリアが・・・
そうか、ここは魔女の国だ・・・
媚薬って・・
自分の男って・・・
サリナスは、体が痺れて動かせない。
しゃべることもできない。