Love Sweet December甘い甘い12月の恋
屋上へ行くと、すでにさくらの姿はあった。
「遅くなってごめっ……」
バシっ──!!
ごめんねと…途中まで言うと
いきなりさくらに平手打ちをされた。
「てめぇ!!
何…人の男に手ぇ出してるんだよ!!」
「へ?」
「とぼけてるんじゃねぇよ!!
てめぇの携帯に
プリ貼ってあるんじゃねぇか!」
いつも威勢がいいさくらだけれど
汚い言葉を並べ、腕を組みながら
私を見下す。
「意味分からないんだけど!!」
「いいから携帯貸せよ!」
「ちょっと!
何するん!!」
さくらは私の携帯を無理やり奪うと
おととい撮った、裕也とのプリを
私に見せた。
「これが証拠……
早く謝りなさいよ
土下座したら許してあげるから」
「遅くなってごめっ……」
バシっ──!!
ごめんねと…途中まで言うと
いきなりさくらに平手打ちをされた。
「てめぇ!!
何…人の男に手ぇ出してるんだよ!!」
「へ?」
「とぼけてるんじゃねぇよ!!
てめぇの携帯に
プリ貼ってあるんじゃねぇか!」
いつも威勢がいいさくらだけれど
汚い言葉を並べ、腕を組みながら
私を見下す。
「意味分からないんだけど!!」
「いいから携帯貸せよ!」
「ちょっと!
何するん!!」
さくらは私の携帯を無理やり奪うと
おととい撮った、裕也とのプリを
私に見せた。
「これが証拠……
早く謝りなさいよ
土下座したら許してあげるから」