Love Sweet December甘い甘い12月の恋
「とにかく!!私は拓斗と付き合ってるんだから
話さないでね!」


そう吐き捨てると
さくらは逃げるように
屋上を後にした。



やっぱり…付き合ってるんだ。
嫌だ──涙、出そう。


「みぃ?」


裕也の声を聞くと
もう、我慢できなかった。


ここで泣いたら裕也がかわいそう…
そう思ってるのにも関わらず
私は、ついに涙を流してしまった。



「裕也……ごめん
ごめん──っっく……」


「………」


さすがに裕也も堪えたのだろか?
この時ばかりは
何も言わずに、ただ──私を抱きしめていた。

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