Love Sweet December甘い甘い12月の恋
「拓斗ごめん…」
小さな声で、冬美に聞こえないように
拓斗に話し、握られている手を離す。
裕也と付き合いだしたこと…
言わなければいけないのかもしれない
でも──決して、私の口からは
言えなかった……
「私……宿題やってないから先に行くね!!」
そう、2人に言い残し
私は急いで学校に向かった。
もしもバッタりと
裕也に出くわしたら気まずい……
私と拓斗が一緒にいるところを
裕也に見せるのは可哀想だもん──
でもね?
私が裕也と話してる所を拓斗に目撃されるのは、もっと嫌なの──
───………
──……
─…。
ほんと…
自分の事しか考えてないんだな
私──
小さな声で、冬美に聞こえないように
拓斗に話し、握られている手を離す。
裕也と付き合いだしたこと…
言わなければいけないのかもしれない
でも──決して、私の口からは
言えなかった……
「私……宿題やってないから先に行くね!!」
そう、2人に言い残し
私は急いで学校に向かった。
もしもバッタりと
裕也に出くわしたら気まずい……
私と拓斗が一緒にいるところを
裕也に見せるのは可哀想だもん──
でもね?
私が裕也と話してる所を拓斗に目撃されるのは、もっと嫌なの──
───………
──……
─…。
ほんと…
自分の事しか考えてないんだな
私──