エリート警察官の溺愛は甘く切ない
お義母さんはと言うと。

「もう何も言わないわ。女の子でもいいわよ。でも、男の子ができるまで、何人でも産んで頂戴。」

あくまで、孫を警視総監にしたいらしい。


そして妊娠中。

時間があると、いつも圭也さんと散歩をした。

退院したばかりの頃は、リハビリも兼ねて。

「でも、よかった。無事退院できて。」

「ご心配かけました。」

今でもあの怪我は、圭也さんの弱点になっている。

「本当に死ぬかと思ったんだからね。」

すると圭也さんは、私を抱き寄せた。

「だから、死なないよ。紗良を置いて。」


お見合いをした時は、なんでこんな人となんかと思ったけれど。

今は、圭也さんと結婚してよかった。


「早く、産まれてくればいいな。」

「まだまだだよ。」

これからもずっと、圭也さんとの甘く切ない結婚生活は、続いていくのだろう。


ー End -

< 90 / 90 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:67

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

百花繚乱

総文字数/25,530

歴史・時代67ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
時代は明治 時には 優しく 時には 厳しく 時には そっと見守るように 一人の男を愛した13人の女の物語 完結 2008,5 改訂 2009,5 改訂 2018/10/23 移行 2025/07
表紙を見る 表紙を閉じる
敵国との和平のため、小国の皇太子エドワードに嫁いだ大国の皇女システィーナ。だが彼は「敵国の皇女と安心して眠れるか」と初夜を拒み、心を閉ざしたままだった。孤独に耐えながら王妃として振る舞う彼女は、宴の席で毒を見抜き、夫の命を救う。それをきっかけに二人は少しずつ距離を縮め、ようやく結ばれるが、戦の混乱の中でエドワードは行方不明に。帰還した彼は記憶を失い、別の女性と暮らしていた。それでもシスティーナは怒りも責めもせず、ただ静かに寄り添い続ける。やがて傷の手当てをするその手の温もりに、彼の記憶が蘇る――忘れたはずの妻への、抗えない想いと共に。二度目の恋は、かつてよりも深く甘く、彼女を溺れるほどに愛する未来へと続いていく。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop