秘密の癒しチートがバレたら、女嫌い王太子の専属女官(※その実態はお妃候補)に任命されました!
ジジにホバリングしてもらい、ぶら下げた尾っぽを掴んでよじ登り、背中まで乗りあがるのはお手の物だった。降りる時も、また然り。さすがに長じてからはこんなお転婆な行動はご無沙汰していたが、今でもきっと為せば成る!
私の要請に、アポロンは一瞬ギョッとしたように目を見開いたけれど、すぐに高度を下げて尾っぽを垂らしてくれた。
「ありがとう!」
私はワシッと尾っぽの先を掴むと、ズリズリとよじ上っていく。
片手に鞄を抱えていたせいで少し難儀したが、私がズリ落ちないように、アポロンが尾っぽに角度をつけてフォローしてくれたおかげで、無事背中に跨ることができた。
「ありがとうね、アポロン。後でお礼に、とびりき新鮮なニンジンを届けてあげるわ」
「ギュァ?」
怪訝そうな声を聞くに、もしかするとニンジンはジジだけの好物かもしれないと思った。
アポロンは私がしっかり掴まったのを確認すると、王宮に向かって飛んだ。
私の要請に、アポロンは一瞬ギョッとしたように目を見開いたけれど、すぐに高度を下げて尾っぽを垂らしてくれた。
「ありがとう!」
私はワシッと尾っぽの先を掴むと、ズリズリとよじ上っていく。
片手に鞄を抱えていたせいで少し難儀したが、私がズリ落ちないように、アポロンが尾っぽに角度をつけてフォローしてくれたおかげで、無事背中に跨ることができた。
「ありがとうね、アポロン。後でお礼に、とびりき新鮮なニンジンを届けてあげるわ」
「ギュァ?」
怪訝そうな声を聞くに、もしかするとニンジンはジジだけの好物かもしれないと思った。
アポロンは私がしっかり掴まったのを確認すると、王宮に向かって飛んだ。