すべての世界で、キミのことが好き❤~告白相手を間違えた理由
次の日、行きたくはなかったけれど、学校に行った。
「今日、元気がないね、結愛ちゃん。どうしたの?」
隣の席の陸くんが私のことを気にしてくれて、質問してきた。
言いずらいなぁ。
陸くんのことを好きっぽい人が、陸くんと仲良いからって私の悪口をSNSに書いているなんて。
「ううん。何でもないよ!」
この日は一日、大好きなこの制服さえ色がなく、世界が無彩色に見えた。
陸くんと話すのも、誰なのか分からない悪口を書いた人に監視されている気がして話をしずらくて、休み時間も避けちゃった。陸くんに対して不自然で、ぎこちない言動をしちゃったと思う。
そんな感じで過ごして、三日たった。
「ちょっと来て!」
放課後、陸くんに呼ばれた。
彼の表情は怒っていた。
彼はいつもは優しく、ゆっくり歩くのに、今は歩くのがとても速くて、背中を追うので精一杯。
途中、彼は振り向き、足を止めると、私の手を強くつかみ、誰もいない、屋上に繋がる階段前に連れてこられた。
つかんでくる力が強くて、怖いはずなのに、彼だから物凄くドキドキした。
ずっと見つめてくる。彼の綺麗な茶色い瞳が揺れていた。
「手、ちょっと痛いかも」
私は言った。
彼の表情が急に変わる。
まるで寂しい犬のような表情になった。
彼が込めていた手の力も、同時に優しくなる。
「ごめんね、痛かったよね?」
「……」
「どうして避けるの?」
「……」
「言えないこと?」
「……」
「僕のこと、嫌いになった?」
陸くんから「クゥーン」と、犬の悲しい時の声が聞こえてきそう。
私は思い切り首を振る。
「嫌いになることなんてないよ!」
思わず「好きだもん」って続けて言いたくなった。けれども、目が合うと恥ずかしすぎて、その言葉はお腹辺りにひっこんじゃう。
「良かった! 僕、なんか結愛ちゃんに嫌なことしちゃったのかなって思って」
私は詳しく話した。彼は私を抱きしめてきた。
――えっ????
私はいきなりすぎて混乱した。ドキドキしすぎて顔が熱くなり、体全体も熱くなる。頭がクラクラしてきた。
「結愛!」
その時、後ろから人が走ってくる音がした。私は自ら陸くんから離れようとしたけれども、それよりも早いタイミングで、勢いよく私は悠真に腕を掴まれ、陸くんから引き離された。
「今日、元気がないね、結愛ちゃん。どうしたの?」
隣の席の陸くんが私のことを気にしてくれて、質問してきた。
言いずらいなぁ。
陸くんのことを好きっぽい人が、陸くんと仲良いからって私の悪口をSNSに書いているなんて。
「ううん。何でもないよ!」
この日は一日、大好きなこの制服さえ色がなく、世界が無彩色に見えた。
陸くんと話すのも、誰なのか分からない悪口を書いた人に監視されている気がして話をしずらくて、休み時間も避けちゃった。陸くんに対して不自然で、ぎこちない言動をしちゃったと思う。
そんな感じで過ごして、三日たった。
「ちょっと来て!」
放課後、陸くんに呼ばれた。
彼の表情は怒っていた。
彼はいつもは優しく、ゆっくり歩くのに、今は歩くのがとても速くて、背中を追うので精一杯。
途中、彼は振り向き、足を止めると、私の手を強くつかみ、誰もいない、屋上に繋がる階段前に連れてこられた。
つかんでくる力が強くて、怖いはずなのに、彼だから物凄くドキドキした。
ずっと見つめてくる。彼の綺麗な茶色い瞳が揺れていた。
「手、ちょっと痛いかも」
私は言った。
彼の表情が急に変わる。
まるで寂しい犬のような表情になった。
彼が込めていた手の力も、同時に優しくなる。
「ごめんね、痛かったよね?」
「……」
「どうして避けるの?」
「……」
「言えないこと?」
「……」
「僕のこと、嫌いになった?」
陸くんから「クゥーン」と、犬の悲しい時の声が聞こえてきそう。
私は思い切り首を振る。
「嫌いになることなんてないよ!」
思わず「好きだもん」って続けて言いたくなった。けれども、目が合うと恥ずかしすぎて、その言葉はお腹辺りにひっこんじゃう。
「良かった! 僕、なんか結愛ちゃんに嫌なことしちゃったのかなって思って」
私は詳しく話した。彼は私を抱きしめてきた。
――えっ????
私はいきなりすぎて混乱した。ドキドキしすぎて顔が熱くなり、体全体も熱くなる。頭がクラクラしてきた。
「結愛!」
その時、後ろから人が走ってくる音がした。私は自ら陸くんから離れようとしたけれども、それよりも早いタイミングで、勢いよく私は悠真に腕を掴まれ、陸くんから引き離された。